夜分に大変失礼致します。ご報告になります。
こちらの時間は現在27日AM10時。
こちらの時間で26日夜と27日明け方すずかの体調が一気に悪化しました。
クライシス(危機)の一歩手前まで悪くなったとのことです。
現在状態は、渡航到着時と同じぐらい悪いとのこと。
内科的投薬を限界までして何とかギリギリ生命を維持している状態。
この状態で【右肺静脈ステント留置術】を行うと、ほぼ間違いなく手術中にエクモ装着になる。(エクモとは、人工心肺装置です。しかし、使用限度は数週間で、それ以上は命を落とす。極限状態で使う装置です。)
よって、危険すぎるから延期ではなく、中止にするとのこと。
しかし、このままでいても、もはやいつクライシスが発生してもおかしくない状態で、移植登録までたどり着けないとのこと。
(移植登録は、特定臓器以外にも甚大な被害が発生した場合、登録不可になります。すずかにとって私達家族にとって、それは死を意味します。)
よって、今からコアドロップ?という肺のバイパス装置を付ける手術を緊急実施するとのことです。
この手術は、シンシナティチルドレンズ病院でも初めてするとのこと。
世界でも数例しかないとのこと。
よって、極めて大きな賭けになるとのこと。しかし、それでも今、なんとか投薬で、すずかが体調を戻しつつあるこの機会、タイミングを逃すともはや手の打ちようが無くなる可能性が高いとのこと。
移植に繋げるために、賭けるしかないとのこと。
執刀医の先生(アメリカ肺移植執刀数一番で、今回すずかの移植執刀医の先生)は、前任の病院で1例だけ実施したとのこと。
手術時間は6時間〜8時間予定。
緊急で現在、既に手術中です。
もう生命力、奇跡を信じるしかありません。
取り急ぎ、ご報告になります。
金田誠博 香織