【状況報告をさせていただきます(12月1日)】2016年12月01日

2016年12月01日

いつも、すずかを想いご支援くださいまして、本当にありがとうございます。現在の状況をご報告させていただきます。

数日前より、「発熱・嘔吐」が続いております。
一日に10回以上も嘔吐を繰り返している状態です。
また、熱も下がりきらず上下を繰り返しております。

これより、もう何度目かわかりませんが、
再び「感染症検査」を実施いたしました。
「血液検査・鼻の粘膜・腹膜透析の液体」の3箇所から検査をいたしましたが、結果は「陰性」でした。
しかし、症状に改善が見られない為に、
再度検査することも考えているとのことです。

その中で、もう一つの可能性として考えられるのは、「鎮静剤からの離脱症状」とのことです。
すずかは、もう何ヶ月もギリギリの状態の中で、
もの凄い量の、強い鎮静剤や様々な強い薬を注入
し続けてきていると言われております。
投薬を減らしていく過程で、この「離脱症状」が
起きていると考えられるそうです。
それにより、発熱・嘔吐などを発症しているのではないかとのことです。
この調整は、かなり難しいらしく
何ヶ月かかるかわからないとのことです。
「視線が合わない・意思疎通ができない・表情が無い」という状態が、今も続いているのは、
この「離脱症状」が影響してるのかなと思います。

また、すずかはリハビリをしっかり出来る状態まで回復しておらず、身体を動かす筋力も失っており、自身でゴロゴロすることもできない為、実質上、寝たきりで動けない日々がずっと続いていることが原因となり、
酷い「床擦れ」を、もう何ヶ月も発症しております。
「後頭部・背中」など、見るだけで凄く痛いとわかるほど皮膚がめくれた状態が、中々改善しません。

そのほかにも、注射や透析や検査を始めとする
様々な処置が、ずっと毎日実施されており、
苦しそうにして涙を流す娘を見ると、
どうしようもないほど胸が締め付けられます。

今までも、越えられないと言われたほどの高い壁を、
皆様の強いお力添えを賜り、
すずか・さやか・ドナー様が必死に戦ってくれ、
何度も乗り越えてきましたが、目指すゴールまでには、まだ越えなければならない大きな壁があるようです。

一方、ドナー様が繋いでくださいました大切な「肺」は、その様な状況下でも、懸命に頑張ってくれています。以前のように呼吸状態の悪化は発生しておらず、
すずかの心臓と呼吸を支えてくださっております。
自発呼吸をしているすずかを見ると、本当に感謝してもしきれません。大切にします。

そして、すずかの血圧が安定してきたことから、ずっと右手に挿していた「Aライン(動脈ライン)」を外すことが出来ました。これにより、晴れて右手が自由になるはずでした。・・・が、本人が傷口を掻くことより、
再び、右手を縛られて動かせないようになっております。

今もずっと集中治療室で頑張り続けるすずかに、すずかを守ってくれているドナー様とさやかに、必ず必ず明るい未来を見せる為に、
当たり前の日々を当たり前に与えてあげることが出来るように、引き続き何としても頑張らせていただきます。
何としても娘を支え、守る所存でございます。

まだまだ長く厳しく険しい闘いが続くことが想定されます。
大変身勝手なお願いをさせていただくばかりで、誠に恐縮ですが、何卒引き続き、お心添え賜われますと、
とてもありがたく存じます。

誰1人いないと言われた2歳をすぎて、今日も私達の前で寝顔を見せてくれるすずかに、心から感謝です。
その今日を導いてくださいました、あたたかい皆様のご支援、ドナー様、医療関係者様に心から深く感謝申し上げます。

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