すずかの涙2016年11月12日

2016年11月12日

いつもすずかを見守ってくださり、回復を願い、祈りを届けてくださり、本当にありがとうございます。

両肺移植手術を受けさせていただき、命を繋いでいただき、2ヶ月が経ちました。

すずかと共に生きてくれている、ドナーのお子さまと、ご両親様。
すずかが生きるチャンスを与えてくださった皆様。

一日一日、すずかと過ごせることに、心から感謝申し上げます。
本当に本当にありがとうございます。

前回の日記でも、ご報告させていただきましたが、現在、すずかは足の付け根の血管にカテーテルを入れて、血液透析をしているので、体を動かして透析が止まるのを防ぐ為に、鎮静剤で寝かせて過ごしています。
しかし、起きて体を動かして、体力や筋力をつけなければ、回復には向かえないことから、
昨日、体を動かすことができるように、腹膜透析のカテーテルをお腹に入れる手術を行いました。

手術が無事に終わり、すずかが手術室から病室に帰ってきて、私たちが声をかけると、すずかは涙を流しました。

「頑張ったね」
「寂しかったね」
「怖かったね」
「もう大丈夫だからね」

そう声をかけて頭をなでていると、安心してくれたのか、また眠り始めました。

いつも、人工呼吸器や透析、点滴といったたくさんの管に繋がれたすずかの様子を見ているだけでも、もちろん心苦しく感じていますが、この時は、いつも以上に何とも言えない胸が締め付けられる思いでした。

改めて、
すずか、ドナーとなってくださったお子さま、さやか
3人の私たちの子どもたちを、必ず守らなければいけないと、強く思いました。

毎日、辛い治療も受け入れ、ただ生きることだけを考えて、すずかは精一杯闘っています。
少しずつですが、肺炎からも回復してくれています。

どうか引き続き、すずかの回復を願っていただけますと、嬉しく思います。