つらい1週間2016年12月17日

2016年12月17日

いつもすずかを応援してくださり、回復を祈り続けてくださり、ありがとうございます。

本日も、すずかと過ごさせていただき、治療を受けさせていただき、本当に本当にありがとうございます。

すずかは、この約1週間で4回の手術を受けました。

透析カテーテルの手術を2回、
傷の治癒に影響が出ている為、移植手術の胸の傷口からワイヤーを1本外す手術、
心臓近くの大静脈の血管造影と、今の上大静脈から心臓近くに入れている点滴のラインを外し、新たに左足に下大静脈から心臓近くに新しい点滴のラインを入れる手術、

このような手術の連続となりましたので、すずかにとって、しんどい1週間となってしまいました。

2度目の透析カテーテル手術は無事に終わり、透析も順調に行なうことができ、今週初めは、早ければ水曜日にも抜管しましょうと言っていただいており、そのご報告をさせていただくつもりでした。

しかし、水分が一気に出過ぎた影響で体内の水分バランスが崩れてしまい、心臓の負担となってしまいました。

また、透析のカテーテルを入れた後に、体の浮腫みはとれましたが、顔だけが浮腫んでいたり、血圧が下がり、不安定になっていました。

強心剤を使ったり、体内に水分を入れたりして、血圧の上昇を試みましたが、なかなか安定せず、血圧が下がる原因としては、

「重症の感染症に感染していること」
「心臓や大静脈内に血栓ができていること」

が考えられる為、すずかにとって重症の感染症にかかるということは、命に関わりますので、検査結果が出るまでとても心配な時を過ごしました。

検査の結果、感染症は全て陰性であり、エコーで見ても血栓は見つかりませんでした。

数日経過を見ていただいていく中で、血圧の低下や浮腫みの原因は、すずかの小さな体に上大静脈に2本のカテーテルを入れたことで、頭から心臓への血流が悪くなったのではないか、と考えられるということで、本日、血管造影検査と、新しい点滴ラインを入れる手術を受けました。

頭からの血流が悪いと聞いた時は、心配でしたが、これによって脳への影響は出ていないと考えられるそうです。

造影検査の結果も、血管内に血栓はなく、おそらく、これで顔の浮腫みもとれて、血圧も安定するだろうということでした。

「手術室へ見送るのは、今日が最後になりますように。」

と、毎回、手術の無事と合わせて祈りながら、手術室まで見送りますが、すずかはあまりに重篤な状態で、移植手術を受けさせていただきましたので、術後の回復も、なかなか順調にはいかず、アメリカに来させていただいて以来、ICUでの入院生活が続いております。

みなさまに繋いでいただき、今日もすずかの命が続いていて、元気になる日を目指して、過ごさせていただいていることを、心から感謝申し上げます。

毎日つらい治療に耐えて、生きることを、未来を信じて闘うすずかを、引き続き、応援していただけますと、嬉しく思います。