アメリカでの治療のはじまり2016年07月23日

2016年07月23日

すずかを応援してくださる皆様、いつも本当にありがとうございます。
本当に多くの方が、すずかを応援してくださっていることに、深く深く感謝申し上げます。
間違いなく、すずかの生きる力に繋がっています。
ありがとうございます。

すずかが、命をかけた渡航を何とか乗り切ってくれたことを昨日お伝えさせていただきましたが、やはり長時間の渡航による体への負担は非常に大きく、昨日到着後の状態は非常に不安定になっておりました。
そんな中で、すずかを生きてアメリカに運んでくださった先生方、そしてアメリカの先生方の懸命の治療により、現在状態は、到着時よりも安定しています。

アメリカに到着して1日が経った本日は、1日も早くアメリカの移植の待機リストに載せていただくために、心臓カテーテル検査を実施しました。

実は、この検査は昨年12月以来実施しておりませんでした。
理由としては、シンシナティ病院様での受け入れが決まっていたので渡航出来る日がくるまで生命を維持させる必要があったこと。
仮に検査をして結果がわかっても、国内では移植を受けさせていただける可能性は極めて低く、治療法もないので体に大きく負担をかける検査は避けるようにしていたこと。などがありました。

心臓カテーテル検査は、心臓と肺の状態を細部まで知る為の非常に重要な検査ですが、すずかの場合、検査による体の負担が生命に関わるほど重篤です。
だから本日の心臓カテーテル検査は、今のすずかにとっては、命に関わるリスクも高く、非常に心配でしたが、長時間の渡航に続き、検査も無事に乗り越えてくれました。
検査中も検査後も状態は安定していると、先生方より報告いただきました。

今回の検査結果を踏まえ、移植まで体調を整える為の、つまり命を繋げるための治療が決まります。
そして、来週には移植の待機リストに載せていただけるよう、先生方で話し合いもされることになっております。

生命に関わるほどの体への大きな負担が続く中、すずかは頑張ってくれていますので、週末はゆっくり休み、今日よりも明日、明日よりも明後日と、体調が回復して、状態が安定して欲しいと切に願います。

少しずつ一つずつ、未来に向かい全力で闘っているすずかを、親として、何としても助けなければ。本日も強くそう思いました。
suzuka